JCD・一般社団法人 日本商環境デザイン協会 四国支部

東日本大震災ボランティア活動報告
造形作家:さとうゆうじ氏

■みまや工房 田中

友人の造形作家であり、ドリームフレンズのメンバーでもある『さとうゆうじ氏』が、東日本大震災の被災地でボランティア活動を行なわれました。お風呂に入れず難儀されていると方々のために、トラックに五右衛門風呂を積んで出発したと聞いておりましたが、先日、戻ってこられて取り急ぎのレポートがメールで届きましたので、そのまま紹介させていただきます。


さとうゆうじ

s33年10月20日香川県生まれ

y工房

昨日5日夜、無事1週間の日程が終わり、帰ってきました。毎日、奥州市からの支援物資を搬送し、四国との往復を含め 3,477キロを走ってきました。私にとって初めての災害ボランティアでしたが、色々なことが学べ た日々でした。

なぜ、彼らは被災地を離れようとしないの?
支援グループでそんな話になった時、地元の人が言った言葉に『結 子』「ゆいっこ」っていう方言がありました。
(正確な解釈ではないかもしれませんが・・・・・・)
自治会のようなコミニティーを指すようですが・・私には「人と人 の結びつき」「お互いを大切にする縁」を表す言葉だと思えました。
五右衛門風呂も,大変喜んで頂き、あり得ないことですが・・・避 難所で「夕食」をごちそうになりました。
「結子」の仲間に入れてもらったのかな~と思い、幸せな時間でした。


4月16日の男木島チャリティイベント・MISSION OHANAMIにて、さとうゆうじさんの一週間の支援活動ドキュメント上映が行われます。みなさま奮ってご参加ください。